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紙芝居:『めぐみの雨』

 いよいよ《梅雨》シーズンの到来である。
 そこで、6月始めは『めぐみの雨』という題名の紙芝居からスタートしたい。
ファイル 115-1.jpg 〔『法華経』薬草喩品より〕(仏教もの8)
 ある時、おシャカ様はお弟子さん達に、次のようなお話をなさいました・・・。
 「この世界中の山や、川、谷、平地には、さまざまな種類の草や木が生きている。
 今、空に雨雲が広がり、いっせいに雨が降り出したと想像してみよ・・・。
ファイル 115-2.jpg
雨は、大きな木にはたくさん降り、小さな草には少ししか降らないということはない。
 どの木、どの草の上にも、同じように降り注ぐのである。
ファイル 115-3.jpg
・・でも、雨を受ける草木は、ひとつひとつ違う。
 同じ雨雲から、同じ雨を受けても、成長の速さが違う。咲く花が違う。成る実も違う。
 草木は、それぞれ自分にあった姿に成長し、やがて美しい花をつけて、実を結ぶのである。
 弟子達よ、今の話は喩(タトエ)話である・・。
 ここでいう〔草木〕というのは、〔人間〕のことだ。
ファイル 115-4.jpg
雨を降らしているのは、私〔仏〕であり、・・〔雨〕とは、〔私の説く教えだ!〕。
 私の教えは、特別な人だけのものではない。常に皆に降り注いでいるのだ。
 草木が、それぞれ違うように、人間も体型や性格などさまざまに違う。
 私の教えは平等だが、それぞれに受け取り方が違う。
 ・・が、それぞれ自分に合ったように成長し、やがて自分達の能力を十分に伸ばし、社会の為に役立てていくのだ。
ファイル 115-5.jpg
この世に、一人としてダメな人間はいない。
 そのままが特別なオンリー・ワンだ。 
 私の教えを聴いて、自分の良い性格を伸ばし、精一杯生きるのだ!それが大切なことなのだ!〔・・これでいいのだ!(これはおまけ)〕・・・」と、おっしゃられたそうです。 おしまい

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愛子 URL 2011年08月03日(水)18時38分 編集・削除

SMAPの世界で一つだけの花って曲、
今では小学生の教科書にも載ってるくらいですけど、

このお話はまさしくその曲ですよね。

この曲の作者の槇原敬之さんは、このお話を読んで
詩を作られたのでしょうかね。

槇原敬之さんと言えばどうしても覚せい剤所持が
頭から離れないのですけど・・・

カンネン亭 2011年08月03日(水)20時52分 編集・削除

愛子さん

「世界に一つだけの花」は、『仏説阿弥陀経』が元になってるらしい。「赤色赤光、白色白光、黄色黄光・・、極楽の花は、その色の光、そのままに輝きます」というお経の文言がルーツらしい。(はっきりとは言ってない)
 そう、槇原さんが謹慎している時に、きっと、このお経の意味をどこかのお寺の住職さんに聞いたのでしょうね。

 ちなみに、童謡「ちょうちょ」も、阿弥陀経がルーツです。「あか、しろ、きいろ、どの花見ても キレイだな。」