(円空入定塚)
今、「円空上人と小さな仏さまたち」という紙芝居を作っている。
僕の大好きな円空さん。
紙芝居を完成させるために、今日、円空さん所縁の地、岐阜県関市に取材に行って来た。
岐阜県には、あちこちに円空仏が祀られているのだが、今日の僕の目的地は、円空さん最期の地「弥勒寺(みろくじ)」であった。
ここは、円空さん終焉のお寺で、境内奥に「円空墓」がある。
又、近くに「円空入定塚」がある。
僕は紙芝居の最後の場面は、この「入定塚」にしたくて、どうしても現地に行きたかったのである。
ここで円空さんは、村人に穴を掘らせて自ら入り、読経しながら即身仏(ミイラ)となっていった。
それは、長良川の氾濫を、自ら仏となって抑える為だと言われている。
その後、ご遺体はお墓があるので、移されたのかもしれないが?
(塚のすぐ横に流れる長良川)
僕は、人々を救う為に、自らの命を捨てた円空さんが好きだ。とてもまねできない。この人こそ、真の僧侶だといえる。
(円空さんが再建した弥勒寺)
又、お墓近くに、現在「円空館」という、本物の円空仏を展示してある記念館があるので、そちらも見学して来た。
円空さんの匂い(魂)を確かに嗅いで来たぞ。
(関市円空館)
後は、紙芝居を完成させるだけだ。
来月には、完成さすぞ。
(円空墓)
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