住職のつぼやき[管理用]

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ヤク〇ト青年との再会

 今日、自転車に乗ってのお参りの帰り、もうすぐお寺に着くという時、後ろから大きなバイク音がして、大きな影が猛然と追い掛けて来た。
 「こら、やばいわ、引ったくりやろか?!早よ逃げよ!」とスピードを上げたら、そのバイクにすぐ追いつかれ、「院主さんっ!お久しぶりっす!」と後ろから呼び止められた。
 「ええっ」と止まって振り返ったら、それは「ヤ〇ルト」の営業用の(中型)バイクで、ヘルメットのメガネを取ったら息子の同級生だった。
 「びっくりしたやんけ!・・〇〇君か。大きくなったなぁ。」と言うと、「はい、今、ヤクル〇の会社に就職しまして、今日は営業でこの辺を廻ってるんす。院主さんの姿を見かけたので、懐かしなって、つい追いかけてしまいました。」と答えた。
 「そうか、頑張ってんねんなぁ。又、お寺に寄ってや。何かあったら相談においでや。・・ほんで風邪引きなや、仕事無理しなや。」と(さだまさしの『案山子』の歌みたいなこと)言うと、「ありがとっござっす!がんばりまっす!・・又、うちの仏壇のお参りもたのんまっす。」と言って、Uターンして去って行った。
 ・・月日の流れは速いものだ。よく小学生の頃、お寺に遊びに来ていた息子の同級生も、もうあんなに大きくなっている。
 声掛けてくれて嬉しかったで。ちょっとびっくりしたけど。
 あぁそや、〇クルトついでに、何本か買うたったら良かったなぁ・・。
 

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