住職のつぼやき[管理用]

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『社団法人 大阪中国帰国者センター』からの出前依頼

 平成七年にNHK放送局が、山崎豊子さん原作の『大地の子』という大河小説をドラマ化し、放送して大反響となった。
 これは、太平洋戦争の敗戦によって、満州で残留孤児となった主人公が、中国の養父母への愛情と日本の実父への愛憎に揺れ動きながらも、文化大革命の荒波を乗り越えてゆくドラマだった。
 再放送もされたので、僕も何度も見て心を揺り動かされた。
 では現在、大阪に『社団法人 大阪中国帰国者センター』という組織があり、ここでは、中国残留邦人の肉親探しや、帰国援助、日本語教育、生活相談等を行なわれていて、彼らが立派な社会人として自立できるよう運営されているのはご存知だろうか。
 恥ずかしながら、僕はまったく知らなかった。(・・反省)

 そんな折、突然、こちらの団体から、日本文化の一つの紹介方法として、『紙芝居法話』をしてもらえないかと、依頼が来たのだ。
 もちろん、中国語の通訳の方が僕について下さり、訳して頂きながら話を進めるということだ。
 僕の作った紙芝居の中でも、中国が舞台のお話が何本かある。
 それを日本仏教の紹介とリンクさせながらお話したら、少し何かお役にたてるのではなかろうかと、今思っている。
 期日は来年の2月に予定している。・・まだ時間はある。ゆっくりと話の筋を考えたいと思う。

ちなみに、大阪中国帰国者センターホームページはこちら
 http://www.ock.or.jp/
 

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