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紙芝居:「犬たちをおくる日」(その6)

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(職員)「さて、辛いお話をした後は、先ほどの選ばれて助かった犬たちの話をしよう。
 あの子犬たちは、このセンターで約一ヶ月間大事に育てられるんだ。
ファイル 1013-2.jpg(育てられた犬たち)
 一度は捨てられたけど、ここで助かった命だ。
 だから今度は、新しい飼い主に貰われて、二度と捨てられないように、しっかりうちの職員が社会化トレーニングをするんだよ。
 誰からも可愛がられる様になるためにね。」
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(子供)「おじさん、僕達もその子犬たちを貰うことが出来るの?・・その何だっけ、『譲渡会』だっけ?・・その会に参加できるの?」
(職員)「うん、大丈夫だよ。でもその前に、犬たちの事をちゃんと解ってもらう為に、勉強会に出てもらわなければダメだ。
 それを『講習会』っていうんだよ。
 その講習会は、『命を預かる責任の重さ』を感じてもらうことが目的なんだ。」
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(職員)「ちょっと聞くけど、君たちは犬や猫を可愛がる時、幸せな気持ちにならないかい?」
(子供)「うん、なるよ。とっても優しい気持ちになる。」
(職員)「そうだね。動物を可愛がることは、自分も幸せになることなんだよ。
 それで、みんなに幸せになってもらう為に、新しい飼い主になりたいっていう人達におじさん達は、〔八つ〕の条件を出しているんだ。」
(子供)「えっ、条件って何?」
(職員)「うん、たとえば『家族みんなが動物を飼うことに賛成ですか?』とか、『死ぬまでちゃんと飼えますか?』とか、『ご近所に迷惑を掛けることはありませんか?』とか聞いて、その全部の条件を守ってくれる人だけに、子犬を譲るんだよ。」
(子供)「ふーん、そうなんだ。今度こそ、子犬たちに幸せになってもらいたいもんね。」 つづく